土地資料の見方のお勉強!~景観法編~
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Date:2023/5/07Author: スターロード
いつもブログを閲覧頂きまして誠にありがとうございます
Maruko-Home奈良香芝店
ホームアドバイザー
スターロードです
どんどんマニアックな話しになりつつあります
「土地資料の見方のお勉強!」シリーズ
今回は
「景観法編」
をお届けします!
↑ 「他の制限」の欄の記載を御覧ください
「景観法」とあります
この「景観法」とは文字だけで見ても
おおよそ見当はつきそうではありますが
今回のブログではこちらを詳しく説明させて頂きます!
◇景観法とは・・・
景観法は、良好な景観の形成を促進するため
景観計画の策定その他の施策をまとめた法律で
2004(平成16)年に定められました
小話ではありますがこの景観法により
ある有名マンガ家のお家が
近隣住民から「景観を害する」として
裁判になったという事例がございます
その事により景観がその地域にもたらす重要性を改めて認識するきっかけとなりました
景観法は都市だけでなく農村漁村も対象にして
地域の個性を反映した柔軟な規制によって景観の形成を図るための制度を定めており景観に関する基本法です
このように景観法が対象とする景観は
自然景観より都市景観が主なものです
景観行政団体は、現にある良好な景観を保全すべき区域
または新たに良好な景観を形成すべき区域について景観計画を定めることができます
景観計画の対象となる範囲を景観計画区域といいます
景観計画区域内で、建築物の建築等を行う際には、景観行政団体の長に届出なければなりません
景観行政団体とは、政令指定都市および中核市、その他の区域では都道府県を指します
また景観行政を積極的に推進したい市町村は、都道府県知事と協議し同意を得て
景観行政団体になることができ、景観行政団体は国土交通省のHPで調べることができます
もちろん景観計画区域内に入っていれば
すべて制限がかかるのか?
と言うとそうではありません
上記に書きましたが都道府県の地域によって
概念はもちろん変わります
Maruko-Home香芝店があります奈良県に関しましては
対象区域は
「重点景観形成区域」と
「一般区域」にわかれており
届け出対象規模及び規制内容が異なります
※奈良県HPより抜粋
奈良県は歴史遺産が多い県です
明日香村のコンビニなどは
通常よりも落ち着いた色合いをしており
おおよそコンビニには見えないです
四季により様々な顔を見せる日本の情景を守っていく為にも
必要な法律だと感じます♪
しかしながらお家を作っていく上で
外観デザイン・色決め等は
非常に楽しみな部分です
備考欄に「景観法」という記載があれば
どこまでを求められるのか等を調べ
ご要望が叶えられるのかをきっちり確認して下さい☆
ホームアドバイザーが確認し
皆様のご要望に対して提案をさせて頂きます!!
ではまた次回もマニアックなお話しをお届けいたします♪
笑顔が集まる家づくり
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