無垢床の特性を知って長くお付き合い
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Date:2023/4/10Author: Umi坊主
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
Umi坊主です。
今回は、Maruko-Homeでも非常に採用率の高い素材「無垢床」
についてご紹介します。
そもそも「無垢」とは何なのでしょうか。
・汚れがなく純真なこと。うぶなこと
・混じりけがないこと
などと記されています。
「無垢床」はまさに純粋な木、混じりけのない木材の床のことを指します。
木の本来の特徴としましては、何といっても「熱をためにくく、熱を伝えにくい」という点にあります。
以下の表をご覧ください。
熱伝導率を現した表になります。
※熱伝導率とは、温度の勾配により生じる伝熱のうち、熱伝導による熱の移動のしやすさを規定する物理量です。数値が小さいほど熱移動がしにくいということです。
木材の熱伝導率をご覧ください 0.15~0.25W/m・k
水よりも低く 特筆すべきは「鉄」と比較してみてください。
鉄の熱伝導率83.5W/m・k
鉄は木のなんと556倍熱を伝えやすいという数字です。
ここからお伝えできることは
「木の構造躯体である木造は、鉄の構造躯体の鉄骨造より
そもそも躯体自体に熱を伝えさせにくい」ということが分かりますよね。
さて、お話は無垢床に戻します。
そんな熱を伝えにくい「無垢床」
言い換えましたら、熱や冷気を伝えにくいということになります。
夏の室温が熱くなっても、その熱を伝えにくいため、無垢床はひんやり
冬の室温が寒くなっても、その冷気を伝えにくいため、無垢床は冷たくなりにくい。
ということになります。
※上記写真:ブラックウォールナット
昨年末から電気料金の値上げが話題になって私たちの生活費に重くのしかかっている最中。
床暖房のスイッチを押すのも勇気が必要ですが
今こそ
自然の力 無垢床の力に頼ってみませんか?
※上記写真バーチ
そこで、いくつか人気の樹種をご紹介させていただきます
1.メープル
強度が高く重硬。特に摩滅、磨耗に強い耐性を示す。木肌は密。
2.ブラックウォールナット
硬で、密度、曲げ、破壊強度は中程度。剛性は低い。心材の耐朽性は非常に強い。悪条件でも腐れに最も強い樹種のひとつ。
3.バーチ(カバ)
重硬かつ強い。曲げ性能に優れ、圧縮、衝撃に強い。心材は淡紅褐色で、一般的に木目が通り木肌も密。
4.オーク
重硬でまげ強度、剛性は中程度。破壊強度は強い。一般に木目は通っており、木肌は粗い。
5.アカシア
アカシアの最大の特徴は黄色~茶色の色味です。高級樹種のチークやウォールナットなどに近いこげ茶の色味は落ち着いた雰囲気が演出できます。
乾燥後の収縮や膨張が少ないので人気。
6.パイン
芯がしっかりと締まり、針葉樹ならではの直線的な木目が特徴です。柔らかい木質のため足への負担も少なく、素足で歩く室内にも安心して使える。
7.桧(ひのき)
ひのきは湿気やシロアリにも強いことから古くから最高級の建築材として知られてきました。伐採後の寿命が2000年とも言われ、
晴れの場を意味する「檜舞台」の由来となっている、能舞台などにも使用されています。
年月を経るごとに強度が増し、約200年後にピークを迎えます。
※上記写真:ウォールナット
いかがでしたか?ほかにも多数樹種がございます。
インテリアに合わせて
樹種に合わせて、ご採用ご検討いただければと思います。
まさに一生モノの床
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