知っておきたい検査の種類
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Date:2023/8/22Author: マルコーホーム
目次
お引渡しまでに行う10種類の検査
マルコーホームでは着工からお引渡しまでの間に10種類の検査を実施しています。
大きく分けて下記の3つに分類することができます。
①建築基準法に基づく検査(2回)
②第三者機関の検査(3回)
③自社検査(5回)
今回は検査の内容を簡単にご紹介します!
①建築基準法に基づく検査
中間検査(構造体完了時)と完了検査(竣工時)があり、建築士立会いの下、自治体や指定確認検査機関が行います。
申請している図面通りに施工されているかを目視で確認します。
合格すれば「検査済証」が発行され、ローン実行や火災保険に入る際などに必要となります。
再発行はできないので、建築確認申請書・確認済証とセットで大事に保管を。
※こちらの検査は地域により必要でない場合もあります
②第三者機関の検査
住宅瑕疵担保履行法に基づく新築住宅の保険に加入するために第三者機関の検査を受けます。
瑕疵(かし)とは、取引の目的である建物に何らかの欠陥があることをいいます。
検査に無事合格した新築住宅に瑕疵があった場合は、お引渡し後10年間は保険を利用することができます。
そのために厳しい検査を3回行います。
※住宅瑕疵担保の範囲は「構造耐力上主要な部分」と「雨水の浸入を防止する部分」に限られています
1.基礎配筋検査・・・図面通りに鉄筋が正しく配置されているかどうかを確認。基礎の鉄筋の太さや間隔などを細かくチェックします。
2.躯体検査・・・上棟後、柱や梁などの構造部材や接合金物検査が正しく施工されているか確認を行います。
3.外装下地検査・・・外壁を貼ると見えなくなってしまう外壁下地の防水シートの重ね代が規定以上設けられているか、防水テープが適切に処理されているかなど、雨水の浸入を防ぐ部分を主に検査します。
③自社検査
公的な検査、第三者機関の検査以外にも自社で5回の検査を行っています。
1.水テスト・・・第三者機関の検査を受ける前に自社でも防水検査を行っています。
2.足場撤去前検査・・・足場を解体する前に、屋根や外壁、サッシなどに不具合がないかを協力業者の方々と確認しています。
3.気密測定検査・・・専用の機械を使って家全体でどれくらい隙間があるのかを測ります。
4.竣工時検査・・・協力業者の方々と一緒に完成した住宅の最終チェックをします。
5.お施主様検査・・・お施主様にも検査をしていただいております。気になる箇所はお引渡しまでにきっちり補修いたします。
お引渡し後も安心して暮らしていただけるよう、マルコーホームでは建築中の検査にも力を入れています。
検査内容や構造について「もっと詳しく知りたい!」という方はぜひお問合せください。