ディープな敷地調査 風の調査
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Date:2023/9/04Author: Umi坊主
目次
いつもブログをご覧いただきありがとうございます
Umi坊主です
今回ご紹介しますのは、なかなか他ではお目にかかることのない
ディープな敷地調査についてご紹介します
それは何かといいますと
【風配図(ふうはいず)】
です
風配図とは、「拡張アメダス気象データの1981年~2000年のデータをもとに、
自立循環型住宅設計のガイドラインとして
「自然風の利用・制御」の参考資料として利用することを目的に作成されたデータになります
簡単に要約しますと
【建築地の風の流れを知り、それを家に取りこんだり制御するための窓を設置する】
そのためのデータが風配図というわけです
付け加えますと、風が吹く方向を知れば、
その方向に意味のある窓を設置すれば
効率的に、屋内に風を取りこむことができるというわけです
Maruko-Homeがどのようなデータを活用して、どのような家づくりをしているのか
少し深堀して知っていただければ幸いです
それではご覧ください
これが【風配図】です
細かなデータがちりばめられている資料なのですが、
結論、このデータをマルコーホームは建築家と共有することで
デザインや、生活動線に配慮した家づくりだけではなく
効率的に自然の風を屋内に取り込むこともできる
「パッシブデザインの実現」が可能となります
観測した地点名が記されています
当然、観測地が異なればデータも全く異なるものになります
当社の展開エリアであれば
【和歌山】【千葉】【奈良】【愛知】とデータは異なり
さらに、各県も細分化されています
和歌山県【11地点】
千葉県【14地点】
愛知県【11地点】
奈良県【6地点】と細分化されています
■平均風速は「起床時」と「就寝時」に分けられ、地域別の中でも
日中と夜の風向きや風速を平均化したデータとなっています
そしてこのデータを見てわかりやすく凄いなぁと思っていただける部分が
■開口面設置に適した方位の判定表
です。
添付したデータをご覧いただくと
終日通して◎や〇が付いている【南東】【南南東】【南】【南南西】
そして【北西】【北北西】に風上側や風下側に面した最適な方位が記されています
つまりその方角に設置されている窓は、
風を室内へ取りこんだり
室外へ出したりするするのに適した方位だということが分かります
窓を開けると
心地よい風が入ってくる
これって何気ないことなのですが
凄く大事なことではないでしょうか?
またデータの下部には、このような 目で見てわかりやすいグラフも載せてくれています
どの方角から どれくらいの強さ【風速】の風が吹くのかが一目でわかります
マルコーホームの家づくりは
高気密高断熱住宅
非常にハイスペックな家づくりをしています
しかし
冬でも、気持ちの良い天気の日
窓を開ければあたたかな風が家の中に入ってくるのであれば
一度、エアコンのスイッチをオフにして、窓を開けてみてください
Maruko-Homeの家は
パッシブデザイン
自然の力を取りこむ設計Designになっていますので
エアコンのスイッチをオフにすることんおできるエコな家づくりとなっています
ご興味のある方はぜひ、住宅展示場にお越しいただき
アドバイザーとお話してみてください
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