地鎮祭の歴史
Date:2023/6/27Author: アクン
ブログをご覧いただきましてありがとうございます。
新築工事にかかる前、地鎮祭を行うことは良く知られていますが、
その歴史について、ご紹介いたします。
地鎮祭とは、建物の新築や土木工事の起工の際などに、
その土地の神様をお祭りし、工事の安全であることを祈願するためのお祭りです。
「じまつり」とも呼ばれ、国土の守護神である大地主神(おおとこぬしのかみ)と、
その地域の神様である産土神(うぶすなのかみ)、
またその土地の神々である「此の地を宇志波伎坐大神等」(うしはきますのおおかみ)
をお祭りします。
地鎮祭の歴史は古く、記録として最古のものは、
『日本書紀』持統天皇五年(六九一)十月の条に記された藤原京の地鎮祭です。
また、『続日本紀』和銅元年(七〇八)十二月の条に平城京の地鎮祭の記述があります。
以来、地鎮祭に関する記述は数多くみられ、そこに共通することは、
土地を司る神様にその土地を使用するにあたって承諾と認可をいただき、
「安穏鎮護」を祈念するというものです。
地鎮祭でご祈祷頂いただいた「鎮め物」(しずめもの)と呼ばれるものを土地の神様に捧げて埋めるのですが、
この「鎮め物」が、東大寺金堂や興福寺中金堂(こうふくじ ちゅうこんどう)などの敷地から、出土していることから、
神事だけでなく仏教でもそれに該当する儀式が行われていたと考えられています。
地鎮祭が現在のように建築儀礼として普及していったのは、江戸時代後半の事です。
当マルコーホームでは、お施主様にこの日本に古来より伝わる地鎮祭を
執り行って頂くよう推奨しております。
お施主様と共に土地の神様に工事の安全と無事及び建物の安泰を
御祈願させていただき、工事に着手しております。
施工例も各種SNSで配信していますのでそちらも是非チェックしてみて下さい\(^o^)/
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