家づくりで無視できない「輻射熱」
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Date:2023/9/03Author: Umi坊主
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Umi坊主です
熱の伝わり方には大きく3つの種類があります。
分子・原子・電子の粒子振動により熱が伝わる「熱伝導」、
固体と流体(気体、液体)との間で熱がやり取りされる「対流熱伝達」、
そして電磁波によって熱が伝わる「熱輻射」です。
真夏の戸外で感じる、焼けつくような太陽の日差し。それこそが、太陽から伝達された輻射熱になります。
地球から約1億5000万kmも離れた場所にある太陽の熱エネルギーは、
地球上の全生物の生命エネルギーの源であるとともに、地表と大気を温めることで、
雨や風などの気象現象を起こしています。
それだけの莫大なエネルギーが地球に届くのは、
太陽の中心が約1600万℃、表面は約5500℃というとてつもない熱を放っているからにほかなりません。
輻射熱の特徴は熱線(電磁波)が何らかの物体に当たった際に熱が発生します。
電磁波のため空気に影響されず、冷たい風が吹く屋外でも熱が直接伝わります。
建物内の熱の多くがこの輻射熱の影響によるもので、夏の暑さ対策をする上で、輻射熱対策は欠かせないと言えます。
【熱の3つの伝わり方】
まずは「3つの熱移動」から説明させていただきます。
熱の伝わりには3つの熱移動があり、建物内の熱移動の割合は以下のようになります。
図の3つの熱移動の割合から建物内の熱移動の大半が輻射熱で、
輻射熱をコントロールすることが建物内の熱対策で最も重要なことが分かります。
熱の移動原則に「熱は高い方から低い方へ移動」があります。
暖められた空気は軽くなり上昇することから対流熱は上に向かって上昇しますが、
輻射熱は電磁波のため360度全ての方向へ移動するので、
熱せられた屋根や外壁の熱は温度の低い人体へ向けて放出されるため暑くなるのです。
【輻射熱を抑える古の知恵】
〇輻射熱を抑えるには、地面や屋根に水を撒く「打ち水」も効果的です。
輻射熱の当たる箇所に水を撒くことで、地面や屋根自体の温度を下げます。
地面や屋根の温度が下がるのは、水が蒸発して気化する時に地面の熱を奪っていくからです。
※参考画像
〇輻射熱を抑えるには、庇(ひさし)で簡易屋根を付ける方法もオススメです。
日射の当たるところに庇をつけることで輻射熱を和らげ、温度を下げる効果が見込めます。
※参考画像
【マルコーホームの輻射熱対策】
外壁部分と屋根部分にあります
外壁部分には、輻射熱を98%カットするアクアシルバーウォールという遮熱シートを
そして屋根には輻射熱を97%カットするサーモバリアという遮熱材を標準採用しています
したがって、輻射熱による室内の暑さを大幅に軽減する住環境となっています
夏のいやーな室内の暑さこそが「輻射熱」が原因です
その輻射熱のほとんどをカットする素材をふんだんに使った
マルコーホームの家
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