土地資料の見方のお勉強!~市街化区域編~
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Date:2023/2/19Author: スターロード
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Maruko-Home奈良香芝店
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スターロードです
さてさて本日も書いていきます
「土地資料の見方のお勉強!シリーズ」
7回目となります今回は前回お知らせさせて頂きました
「市街化区域」
について書かせて頂きます☆
↑前回のお話しはこちらです☆
今回の該当部分が赤枠で囲ませて頂いてるところです!
前回のブログでの説明と言葉は被りますが
おさらいとしまして
|市街化区域
市街化区域は人が建物を建てて住んだり、事業や商売をする区域です
道路や公園、下水道などの公共施設を優先的に整備します
広さや位置は人口の伸びや産業などの予測から決められます
というものになります
|市街化区域は用途地域で土地の使い方が決められている
都市計画区域の中で市街化区域として区切られているエリアは
さらに都市計画法で用途地域というものが定められています
用途地域とは、土地の使い道を13種類に分け
どこにどんな建物をどれくらいの規模(大きさ)で建てられるかを決めるものです
こちらに関しては以前
「用途地域編」
で書かせて頂いておりますので
そちらもチェック下さいね☆
|市街化区域のメリット
●誰でも家を建てることができる
市街化区域でも工業専用地域には住宅は建てられないなど用途地域の制約はありますが
それ以外の市街化区域内は誰でも建物を建てることができます
●生活のインフラなどが整っている、またこれから整う
市街化区域は人が住むために適した地域です
公共交通機関や道路、電気、上下水道などの生活インフラが既に整備されている
またはこれから整備される場合がほとんどです
●住宅の売却もしやすい
市街化が促進され、誰でも家が建てられる区域なので
住宅の売却もしやすいといえます
|市街化区域のデメリット
市街化区域に家を建てる事でデメリットになる事は
あまりないと思っていいと思います
強いて言うなればですが
●都市計画税がかかる
市街化区域に立地する不動産を所有していると
固定資産税のほかに都市計画税がかかります
●土地や住宅の価格が高め
ニーズが低い市街化調整区域の土地や住宅に比べれば、
市街化区域の土地や住宅は価格が高くなりがちです
●用途地域によって建物の種類が制限される
用途地域によって建てられる建物の種類や高さなどが制限されるため
その用途地域によっては建物の自由度が市街化調整区域に比べて下がる場合があります
●宅地面積が小さくなる場合がある
宅地などの開発では、最低敷地面積が定められていることがあります
市街化区域の最低敷地面積は
市街化調整区域に比べて小さく設定されることが多いため
流通する土地の面積が希望よりも小さい可能性もあります
|まとめ
●市街化区域とは、都市計画法で指定されている都市計画区域のひとつ
●街の整備が進められて市街地になっている区域と
おおむね10年以内に市街地として整備を図るべき区域
●街化区域の土地や住宅は、整備された
またはこれから整備される環境で暮らせるメリットがある
本日はここまでです!
「市街化区域」とは家を建てることを前提で
都市計画されている土地になりますので
資料を見た時こちらの記載があれば一つ喜べますね☆
さて次回は
「市街化区域」
と対なる
「市街化調整区域」
についてお話しさせて頂きます☆
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